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価値ある1尾

磯に立って51年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

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2019-06-11 (Tue)  19:51

エーゲ海の悲劇~1

床に転がっているのは日本から持って行ったドライヤー。



日本の電化製品ですので、入力電圧は当然ながら AC 100V です。





これに対して、ギリシャのコンセントの電圧は AC220V





このコンセントにカミさんが Cタイプの変換プラグ を介してドライヤーのプラグを差し込み、スイッチを入れたものですから堪ったものではありません。 



スイッチを入れた途端、『ボンッ と言う鈍い音と同時にドライヤー本体に閃光が走り、煙と焦げ臭い匂いが船室に漂ったそうです。





そう、100Vのドライヤーに200Vの異常電圧が加わり、瞬時に内部の配線や部品が焼けてしまったのでした。 





現在、世界的に共通してるスマートフォンやデジカメ、シェイバーなどは100-240V対応なので変圧器は必要ないのですが、ドライヤーやアイロンなどの電化製品はほとんどの場合100-240Vの対応になっていませんので、これらの製品を日本から持って行く場合には入国する国の電圧とプラグの形状を確認し、それに応じたコンセント変換アダプタと変圧器を準備していかないと使えないばかりか、機器の破損、強いては現地の設備を破壊することにもなりかねませんので、海外旅行の基本とは申せ注意が必要です。 



ちなみに今までドライヤーを持って行ったことは一度もありませんでしたが、今回はクルーズ船には備え付けが無いとのツアー会社の説明でしたので持ち込んだのでしたが、結局備え付けてありました。 











哀れにも、ゴミ箱に放り込まれたヒーターやモーターなどが焼けたドライヤー。 



電気工事士のカミさんなのに、私の気配りが足りませんでした。 



最終更新日 : 2020-09-29

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