幕末に港が開かれた横浜は人口が増え、水が不足気味だったこと、衛生面の対策が遅れたびたび伝染病が広まったこともあり、清潔で良質な飲料水が必要とされていましたので、イギリスの工兵中佐パーマーの設計指導により、相模川から野毛山の貯水地へ引水し、市街地へ給水されたのだそうです。
「水源」から水を引き、「浄化」して給水する「近代水道」は、江戸の町に水を供給した「玉川上水」のように、川の水を共同の井戸に引き込んだものではなく、蛇口をひねると水が出るという、現代の水道と同じシステムでしたが、取水地の相模川から横浜の中心地まで水道管の長さは45キロメートルもあったそうです。
横浜に寄港する外国船にも給水された横浜の水は、世界中の船乗りから「美味しい」「赤道を越えても痛まない」と称賛され、横浜だけでなく、その後、函館、長崎などの港湾都市や、東京、京都などの都市を中心に近代的な上水道が整備されて行ったのです。
水道と言えば、市長選に僅差で負けた反市長派市議会議員の怨みによる読谷山延岡市長が提案した 水道料金値下げ に反対する問題。
反対してる20人の延岡市議会議員は延岡市民を巻き込んで 市長の提案に反対 しているのですが、その理由は南海トラフ地震に備えた水道管の耐震化工事のスムーズな進捗を進める、つまりインフラ整備を最優先するためだそうで、公に発表された 議案審査の結果 は の通りです。
市長提案に反対の議員は松田 和己、三上 毅、小野 正二、松田 勝則、白石 良盛、下田 英樹、本部 仁俊、比江島 久美子、早瀨 賢一、柴 浩信、甲斐 忠篤、北林 幹雄、田村 吉宏、佐藤 誠、甲斐 行雄、松田 満男、長友 幸子、中城 あかね、松本 哲也、稲田 雅之氏の20名。
ちなみに、吉本 靖、峯田 克明、猪之鼻 哲、平田 信広、上杉 泰、河野 治満、甲斐 正幸氏の7議員は反対でした。
賛成が出席議員の3分の2(18 名)以上となったため、さきの議決の通り決定。
さて、4月の市議選で自分が投票した議員さんの賛否の結果はどうでしたか
私はこの問題を次回市議選の時にも取り上げるつもりですが、投票時の参考になればです。
で、 のような説明会を反対議員が中心になって開催するそうですが、市民の不安をあおる様な『熊本自身の体験談』を特別講演として説明内容に入れたり、説明会で質疑応答を行わないなどまるで市民を馬鹿にした内容となっているようです。
それではどちら様も、今日もぼちぼち張り切って明るく元気に笑顔で1日を何事も無くお過ごし下さい。
今日も1日ご安全に
最終更新日 : 2019-10-17