ご覧のように雲一つない好天の下、浦城港出港は8月17日の午前6時。
この日の予定は誰が何と言っても「マルバエ」。
沖に出ると他の渡船が一隻。
この渡船の釣り客も「マルバエ」を希望だそうで、我々も譲らず何とたった2隻で背割り抽選のジャンケンをする羽目に。
我々大黒丸の代表は自他共に認めるジャンケンの王者、日向市の平野さん。
ホースヘッドに立って『最初はグ-、ジャンケンポン』の結果一発で負けが決定、仕方なく「ヒラバエ」と相成った次第でありました。
大正解だった 麦わら帽子 。
真夏の炎天下の釣りでは見た目のカッコ良さよりも実用性優先です。
この日は一日中こいつのお世話になったお陰で、顔の日焼けは殆んど苦になりませんでした。 

そして重要なのが暑さ対策。
その1は、ビーチパラソルで、真夏の磯場の絶対必需品です。
これが無いと干乾びて死にますと言っても過言では無いでしょう。
一番高いところに設置したのは牢名主ならぬジャンケンの王者平野さん。
控え目に設置したのは北園会員で、ズボラな私はこの日初おろしのパラソルを釣り座に一番近いところにセットしました。
暑さ対策その2。
磯で食べるカキ氷は最高で、体の芯から冷えます。
この他スイカなんかも持ち込めれば最高ですねぇ~。
暑さ対策その3。
カラス貝などの磯物獲りは魚が釣れない時のお土産確保も兼ねています。
バテバテ気味な延岡磯研の北園会員、ギブアップ寸前でした。
一方向こうでは元気に竿を振って一人気を吐いていた男女群島の良き相棒平野さん。
ジャンケンに負けて責任を痛感していた平野さんでしたが、この日は「マルバエ」も全く釣れず、ホッと胸を撫で下ろしたことでしょう。
釣り座決めのジャンケンに一番勝ちしたのは北園会員、ベタ凪のこの日に彼が迷わず選んだのは船付け横の一段低い釣り座。
二番勝ちの私は北園会員の右隣りに入り、ジャンケンの王者はビリッケツながら船付けを選んで7時10分、夏オナガチャレンジの幕が華々しく切って落とされたのでありましたが・・・・・・・。




この日は昼過ぎ頃まで東寄りの風がありましたので、ビーチパラソルの下の気温は33度と想定外に凌ぎやすかったのですが、午後3時頃になるとその風がピタッと止み、モーレツな暑さが襲ってきました。
気温は37度を超え、体中から汗が吹き出て来ました。
それでも根性で4時過ぎまで竿を振り続けた3人の老いぼれ侍、渡船の上でのブーサインでリベンジを誓ったのでした。 

前日に72歳になったばかりの私はこの日が72歳初の磯釣りでしたが、釣果はバリ一つ。
新たな闘志を掻き立てられる1日となったのでしたが、唯一残念だったのは釣果の写真をアップ出来なかったことです。
乞うご期待 

次回リベンジ 

最終更新日 : 2020-08-18