2021年の初釣りは既に1月5日に終わっていましたが、1月10日(日曜日)に島野浦での初釣りに行って来ましたので遅まきながらその時の模様をアップしてみます。
この日自宅を出る時の車の気温表示は-2℃。
途中で更に下がって-4℃を示し、
浦城湾の第八大黒丸の船着き場では何と-6℃。 

指先が痛くてかじかむほどの冷たさでした。
大黒丸の代表は3番手だったようですが「マルバエ」を選択、
エンジン全開で沖を目指します。
「マルバエ」から「福原バエ」、「小川バエ」と釣り人を降ろし、
私は延岡磯研の上田会員と二人で「ボーズ瀬」に降り立ったのでした。
この日の潮汐は中潮で干潮が9時52分、満潮は15時35分。
海はほぼベタ凪に近く、風もほとんどありませんで絶好の釣り日和。
逸る気持ちをセーブして先ずは島野浦の海神様とグレ大明神殿にお神酒を奉納し、
その後第一投を振り込んだのは7時45分。
午前9時には弁当便がやって来て上田君に弁当を手渡しましたが、この時点で私はボーズ、上田君は38㌢前後のクロを1匹の貧果、前回や昨日の釣り人の釣果とは全く様子が違ったのでした。
船着けの釣り座は徐々に潮が速くなって釣り辛くなってきたので、私は「グンカン」寄りに釣り座を移動して仕掛けを振り込みましたが、この日はどうした訳かクロの反応が全くありません。
「ニノハエ」には6人、
珍しく「ニノハエのチョンボリ」にも二人、
「黒木バエ」からも1人の釣り人が竿を出していましたが、竿の曲がりは見られませんでした。
そして絶好調の「グンカン」や
当番瀬の「弥作バエ」でさえもこの日の竿の曲がりは今一だったようです。
11時半過ぎ、懸命にクロ狙って仕掛けを流している上田君に状況を尋ねると速かった潮の流れが緩んできたと言うので、
再び元の釣り座に戻って仕掛けを振り込み、
初釣りでの価値ある1尾を真剣に狙ったのですが、ここまでの釣果は「グンカン」寄りで釣った良型のアラカブ2匹とカワハギ1匹のみでした。
そして、ようやく33㌢の口部をゲットしたのは14時53分、竿出しから実に7時間以上も費やして取り込んだ嬉しい一尾でした。
その後再び沈黙が続きましたが、遂にドラマが起きたのです。
回収の大黒丸が「グンカン」の沖を通過して「サクラバエ」方面に向かって行った16時3分、45センチのタモ枠サイズの口太をタモ入れにもたつきながらも無事にゲットしたのです。
昨年の「ニノハエ」から5連続での40アップゲットに、どや顔のへの河童オジサン。
決して特別大きなサイズではありませんが、一つの目安である40アップが釣れてくれるとやはり嬉しいものです。 

上田君も40アップの口太を釣り、お互いに島野浦での初釣りをめでたし目出度しで〆ることが出来たのでした。




ちなみにこの日の私の仕掛け。
ロッド : がまかつ がま磯 マスターモデル口太 F-53
リール : ダイワ トーナメント磯競技 LBD
道 糸 : 東レ 銀鱗スーパーストロング アイサイト 1.7号
ハリス : 東レ トヨフロンスーパーL・EX ハイパー 1.7号
ウ キ : 釣研 全遊動EX-R(S) 0+潮受ウキゴム
鈎 : がまかつ 競技グレ 4号
ガン玉 : ゴム張りガン玉 G4~G5
最終更新日 : 2021-01-17