昨年は新型コロナウイルスの影響で一度しか釣行できなかった男女群島でしたが、今年は釣行予定日が見事なまでに悪天候に見舞われ、ようやく1回目の釣行に漕ぎつけたのは4月の9日のこと。
相棒の平野さんの箱バンで延岡を発ったのは午前3時前、途中佐伯市の河野釣具店で桑原さんと落ち合って鳥栖から長崎自動車道経由で平戸に着いたのは午前9時頃でした。
1年振りに再会したブラック軍団の渡船は男のロマンを掻き立てるに十分過ぎるほどの威容を放っており、この光景を見ただけで胸の高鳴りを覚えたのでした。 

ここで私のブログにちょっとトラブルが生じたので、ブラックヘラクレスの前田船長に頼んでパソコンを借用すべく先日新館がオープンしたばかりの サムソンホテル へ。
荷物積み込みの前に同行の平野、桑原さんとFBお友達の島原の 木村 昭文 さんと一緒にガッツポーズ。 

午後0時、エサや釣り具類など荷物の積み込み開始。
12時20分、荷物を積み終えた尾下船長繰る ブラックサムソン が一足早く出港です。
13時40分、五島列島の沖でサムソンに追いつき、追い越していきます。
14時20分、五島列島の南西端に位置する福江島沖を通過、しばらく走るといよいよ電波圏外の世界。
15時40分、ブラックヘラクレスは男女群島の男島に到着、西側を南に向かって下っていきます。
北東寄りの強い風を考慮しながら男島から黒木島、中ノ島、花栗島と釣り人を降ろしていき、最後の方に私が桑原さんと二人で瀬上がりしたのは10年数年前に延岡磯研の高林会員と一緒に上がって60アップのオナガを取り込んだことのある懐かしい磯 「墓の下のハナレ」 、期待感いっぱいの磯だったのです。
そして平野さんはすぐ隣の「墓の下の横」に一人で瀬上がりしたのでした。
まずはお神酒を供え、
三日間の釣りの安全と価値ある60アップのオナガがタモに納まりますようにお願い。
最終更新日 : 2021-04-17