何をやっても釣れない最近の私、こうなったら神頼みしかありません。
そこでこの日はお神酒(クロ霧島)を島野浦の海に注ぎ、
『どうか40アップの夏オナガが1匹釣れますように』と手を合わせて祈ったのであります。 

この日のロッドは がま磯マスターモデル2口太 MH5.3 、験を担いで久し振りに使いました。
ウキは定番の 全遊動EX-R S-00。
ハリスは東レの ハイパーガイア XX の1.7号と2.0号。
ジャンケンで釣り座を決め、一番勝ちした私は荷物を持って移動するのが面倒だったのでそのまま船付けに釣り座を構えました。
二番勝ちの桑原さんは「マルバエ」で最も期待出来る先端に入って、ビリッケツだった平野さんは真ん中に入り、二人は7時には釣りを始めましたが、
お神酒を注いだり朝飯を食べたりと、
もたもたしていた私は二人から遅れる事15分、7時15分に期待を込めて第一投を振り込み、今夏二回目となる夏オナガチャレンジがスタートしたのであります。 

この日の潮は若潮翌日の中潮の初日で、先ず先ずの潮汐の筈だったのですが、2時間が経ってもコッパオナガがたまに鈎掛かりするだけで、デカバンオナガのアタリどころかモンスターイズスミの強烈なアタリすらありません。
6月にお袋さんが他界し、四十九日法要から初盆の法要迄真面目に殺傷事を控えていた平野さんは満を持しての出撃でしたが、干潮前には早くも得意の磯物獲り。
期待の午後3時からのゴールデンタイムも一投毎に鈎掛かりする25㌢あるかなしかのシマアジの子に邪魔され、結局この日最大の夏オナガは私が釣った33㌢1匹の完敗。
島野浦の海とマルバエに感謝して回収の第八大黒丸に乗ったのでした。
毎度お決まりとなったこのポーズ、たまにはみんなして両手を上げた万歳ポーズで最後の〆を決めたいものです。
2ヶ月以上も釣りから遠ざかっていた平野さんはいつもの愚痴もあまり出ないままに調子を取り戻せずに竿を畳んで意気消沈、コッパオナガを数釣って竿頭だった桑原さんはそれらしきバラシが多かったからでしょうか、反省しきり。
釣果は無かったものの男女群島以来の久々の三人での楽しい釣行にお互い満足しつつ、リベンジを誓い合ったのでした。 

第八大黒丸後藤船長、今回もありがとうございました。
最終更新日 : 2021-09-06