刺身用に40アップの口太を2匹、塩焼き用に小さめの口太を2匹、昨日の午後に捌いたのですが、今年の口太もやはり痩せていました。
この体形はここ3、4年前頃から見られ始めた特徴で、これに合わせて産卵もかなり遅くなって来てるように思ってるのは私だけでしょうか 



毎回捌く度に興味深く思うことは、配合エサの中の麦を沢山食べてるって事です。
体形から想像はしていましたが果たしてその通り、残念ながら脂は全然のっていませんでした。 

三枚におろしますが、
何十年捌いてきても、全然上手になりません。
こればっかりはセンスの問題でしょうかねぇ~。
背身と腹身に切り分けて中骨(血合い骨)を取って柵にして皮を引いて何とか出来上がりです。
我が家ではこの身を安い昆布でサンドイッチ状に重ねて巻き、これを空気を抜きながらサランラップで包み込んで冷蔵庫のパーシャル室で4日から6日間ほど保存して熟成させ、我が家流混布〆にして美味しくご馳走になっておりますが、しかし、やはり脂ののって無い口太の味が数段落ちるのは否めない事実ですね。
これを嫌って、塩焼きや煮付け、やっ切りなどで食べてみましたが、煮付けでは何とか食べれるもののこれ以外の料理ではお世辞にも美味いとは思いませんでした。
最終更新日 : 2022-01-11