FC2ブログ

価値ある1尾

磯に立って51年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

Top Page › 釣りの話題 › 2022年1月26日初釣り~北浦編から
2022-01-30 (Sun)  16:18

2022年1月26日初釣り~北浦編から

年末と年始に週十年も続けている私のこだわりの行事である海の神様と海の魚たちへのお神酒の奉納、2021年12月30日にメインホームグランドである 島野浦で納竿の儀 を執り行い、明けて 2022年1月1日に方財の浜で初日の出拝観 に合わせて日向灘の海に一年間の安全釣行と家族の無病息災、家内安全などを祈願して新年のお神酒を献上し、その後 1月5日に鶴見の海で初竿の儀 を執り行い、 1月9日に島野浦で初釣り1月17日に門川で初釣り 、そしてこの日1月26日に北浦での初釣りのお神酒奉納執り行ったのでした。

阿蘇港を12名の釣り人と一緒に午前6時に出向し、日向市の釣り人児玉さんと二人で瀬上がりしたのは北浦きっての名礁 「ナカノハエ」 でした。




私たち二人を船着けに降ろした 喜福丸 は西側の割れに二人を下ろし、 西バエ の方へと走り去って行きました。



この日の表層海水温は18.5度、この時期にしては高過ぎる海水温です。




そして潮汐は長潮の前の小潮の最終日でした。




午前7時32分に日向灘の海と魚たち、



タックル類にもしっかりとお神酒を献上し、めでたく手を合わることが出来たのでした。 

これで全てのお神酒奉納巡礼釣行が終わり、7時45分に釣果は二の次の気楽な竿出しをスタートしたのでした。



船着けの先端から竿を出していた児玉さんは一投目からいきなりのバラシがあったそうでしたが、
7時50分頃に再びタもが出まして、




取り込んだのは40㌢を超える良型の口太でした。 



午前9時、弁当のお届け&見回りでやって来た喜福丸。



その船から降りて来て釣り座を構えたのは、延岡市北一ヶ岡で 居酒屋千菱 を営む釣友の和田君でしたが、



ここで価値ある1尾の口太を釣ったのはさすがでした。  




この日もロッドは釣研の フロートマスターTZ・ZENYUDO  5.3m 、リールはダイワの ダイワ 17 IMPULT 競技 LBD 。
 



ハリスは東レの トヨフロン® トーナメント ガイア の1.7号、




鈎はがまかつ 競技グレ の4号と5号、 セレクトグレ の5号でした。




この仕掛けで速い上り潮を何とか攻略して食わせたのはこいつのみ。

午前10時14分、午前中の唯一のドラマでした。 



宮崎県北部の釣り場は大潮の時よりも小潮の時に速い潮が動くことが多々ありますが、果たしてこの日もその通りで、一日中釣り座の右手から左へ流れる、しかもアテ気味の上り潮が流れ、お昼からはその潮が激流となり、  のポイント図の赤い楕円の私の釣り座からA点に振り込んだ私の仕掛けはあっと言う間に左へ流された上にことごとく先端の沈み瀬で根掛かりし、仕掛けが流せなくなり釣りどころではなくなってしまいました。 

で、この日潮下の青い楕円の釣り座から竿を出していた児玉さんが食わせたのは、すべてサラシの中だ、このサラシの中、若しくは先端に仕掛けを潜り込ませ、竿引きのアタリで食わせていたのを何度か目撃させて頂きました。

ちなみに図のサラシの先端の大きな楕円の中には凄い数の湧きグレがパクパクやっていたので、B点に仕掛けを遠投して何度か流してみたのですが思い切って流すことが出来ずに、残念ながら食わせるまでには至りませんでした。




この潮にギブアップした私は大分県佐伯市蒲江の猫の島 深島 を眺めながら、




11時前にはちょっと早い昼飯。



午後から更に速くなった上りの激流に児玉さんも棒ウキで攻めてみたり、色々と仕掛けを変えていたようですが食わないままに3時頃には竿を畳みました。

それから4時までの1時間弱でした、私のロッドが連続して激震に襲われたのは。

ウキを全遊動テクニカルのG2に取り換え、潮受けウキゴムの5センチ下にゴム張りガン玉のG2を打ち、竿一本長の1.7号ハリスの先端に競技グレ5号を結び、鈎上40センチにゴム張りガン玉のG3を打ち、マキエ柄杓6~8杯のマキエをポイント図Bの更に潮上に撒き、そこに仕掛けを投入したら直ぐにウキの周囲に4、5杯のマキエを打ってマキエとの同調に気を配りながら仕掛けを流します。

blog_import_5d51a6745a100_20220131073915d4b.gif


サシエは速い潮に同調させることを考え深海エビのムキミを鈎に刺しました。

当然ながら仕掛けが馴染むとウキはゆっくりと沈んで行きますが、構わず張りながら流すとサラシの付近にサシエが行ったであろう頃にいきなり竿を引っ手繰るアタリです。

ヨミと攻略法が的中した待望のアタリに喜んだのも束の間、左手の瀬に突っ込まれて無残にもハリスはズタズタ、気を取り直して仕掛けを交換して同じように流すと再びアタリ。

しかしこれは無念のすっぽ抜けです。

三度目の正直で流して食わせたアタリは手前まで寄せてウキが見えるまでやり取りしたものの、今度は悔しいチモト切れ。

四度目のアタリは、今度は強引に寄せたのでしたが再び左手の瀬際を走り回って再びハリスの中間あたりでブッチ切られ、五度目のアタリがとどのつまりで、ご覧のように競技グレ5号が伸びてジ・エンド、ここで2022年1月26日初釣り~北浦編をギブアップしたのでした。




「釣りはポイントと運である」 どこかで聞いた言葉ですが、完全ボーズだったものの最高の初釣りを楽しませて頂いた北浦の海に感謝し、一緒に竿を出させ頂いた児玉さん、喜福丸の秀樹船長に感謝の一日だったのでありました。

ちなみに、

この日私が使ったロッド : 釣研 フロートマスターTZ・ZENYUDO  5.3

この日私が使ったリール : ダイワ ダイワ 17 IMPULT 競技 LBD


この日私が使った道 糸 : 東レ 銀鱗スーパーストロング XO 1.75


この日私が使ったハリス : 東レ トヨフロン® トーナメント ガイア  1.7


この日私が使ったウ キ : 釣研 全遊動EX-R (S 0+ 潮受ウキゴム  & 全遊動テクニカル G2

              + 潮受ウキゴム


この日私が使った鈎   : がまかつ 競技グレ 4~5号 or セレクトグレ 5号


この日私が使ったガン玉 : ゴム張りガン玉 G5~G4+G3+G2

この日私が使ったサシエ : オキアミ生、くわせオキアミスーパーハード 、深海エビのムキミ


最終更新日 : 2022-01-31

Comment







管理者にだけ表示を許可