とにかく一匹をとの安全策を優先して浦城港出口の一番沖に位置する 「立礁(通称マト)」 に降りてクロを狙ったのでしたが・・・・・・・・。
11時12分、生意気にも竿引きで食って来たのはまたしてもコッパオナガ。
ボラの大群に手を焼いて、南端の「マトのヒダ」寄りのワンドに釣り座を移動して狙うも、ついにボラを掛けてしまいましたが、
竿の曲がりを楽しむべくしばし遊ばせて頂きました。 

それにしても右に左に、更には沖にとよく走り回ってくれた
50センチを超えるボラのファイトに脱帽でした。
ボラは今の時期、両目が脂肪に覆われて視力が衰えてくる のが一般的で、昔は 赤いひらひらしたもの付けたボラ掛け針をしゃくってボラを近づけ、針に触れた瞬間に引っ掛けて釣っていた ものでしたが、ご覧のように昨今のボラの目には脂肪が全く無く、マキエを奪い合って食っているのが実情なのです。 

寒ボラはとても美味しい のですが、私的にはまり食が進まないのでこのボラはお帰り願いました。
ボラと遊んだところで気を取り直してランチタイム。
この日の昼飯も朝飯同様に験を担いでカツ丼。
14時6分、本日最大サイズの足の裏サイズのオナガ。
実にこれだけの鈎を掠め盗られてしまいました。 

14時23分、再びサイズダウンしたコッパオナガ。 
沖から見た「立礁(通称マト)」全景。

15時38分、そこそこのファイトをみせてくれましたが、やり取りの途中から白っぽい魚体を反転させながら上がってきたのは イスズミ 。
15時52分、このイスズミに最後の止めを刺されたところでギブアップ。
今回も前回の北浦に次いで完全ボーズで竿を畳み、
回収の第八大黒丸に乗り込んだのでした。
正面左側の黒っぽく見える岩の窪みの前は石鯛ポイントで、秋の石鯛の実績はピカ一です。
クロは右側のサラシの周囲と先端に多くの実績があります。
「マトのヒダ」。
クロはもとより、チヌやイサキ、真鯛と豊富な魚種が狙える好ポイントですが、特に夏場の地向きのポイントのフエフキダイは大型の実績大です。 

さぁ~、明日こそは40アップが微笑んでくれるのでしょうか


最終更新日 : 2022-02-15