本当ならば5月3日の憲法記念日の夕方にはアップしていた筈だったこの記事ですが、アップ寸前の予期せぬPCのフリーズにより記事が何処かに飛んで行ってしまい、今日になってしまいました。 

ってことで、消えた記事を思い出しながら気を取り直してぼちぼち頑張って書いておりますが、二度と同じようには書けませんですネ。 

ってことで、先ずは帆立岩での本命潮である上げの激流の中らまさかの口太爆釣の動画から。

そして
の赤で囲んだ満潮時間の9時59分に伴った潮止まり前の動画に続き、

瀬替わりで ブラックヘラクレス に乗り込んだ時の様子、
お昼過頃に 古賀瀬 に瀬上がりした時の模様をアップし、華々しい話題はあまりありませんが古賀瀬編をアップさせて頂きます。
前回4月6日から7日にかけてここ古賀瀬から竿を出した平野さんと若本さん二人は、日中も口太に交じって良型のオナガが竿を曲げたり、夜釣りでは二人して50アップのオナガを取り込みながらも8号ハリスを何度か吹っ飛ばされたりしたそうで、12時20分には期待を込めて竿を出したのでしたが、早速無愛想な姿で出迎えてくれたのは50㌢タモ枠からはみ出す60㌢はありそうな ソウシハギ でがっかり。 

その後立て続けに2匹のソウシハギを食わせたものの40を超える口太もそこそこに竿を曲げ、夜釣りに期待が高まる日中の釣りでした。 

と、その時、鈍い音が耳に飛び込んできました。
右隣から竿を出していた平野さんを見ると、な、何と、平野さんの がま磯マスターモデルⅡ尾長H-5.0 がご覧のようにポッキリ折れたのです。
普段、クロを掛けてもほとんどブリ上げることをしない平野さんでしたが、この時は何を間違ったのか40㌢にちょっと満たない口太をブリ上げたのです。
ショッキングな出来事でしたが、多分知らぬ間に傷が入っていたのでしょう。
或いはブリ上げた時の角度が微妙に悪かったのかもしれません。
折れた竿を見上げ心もポッキリと折れた平野さん、さすがにこの時は声も出ませんでした。 

13時25分、あまりの暑さに半袖Tシャツ一枚で釣りをしていた私は遅い昼飯を食ってしばし休憩し、夜釣り備えて仮眠をとったのでした。
夕刻午後4時過ぎ、見回りを兼ねて今夜の晩飯の弁当の配達です。
この時に釣った魚を船置きのクーラーに移し、夜釣り用のマキエや磯で寝る時のエアーマットや寝袋などを降ろします。
陽が沈むと夜釣りタックルでの夜釣り開始、60アップを狙う2022年最後のチャンスです。
19時半、沈んだ緑の ミライト を装着した全遊動円錐 2B からラインに伝わって来たもぞもぞっとした小さなアタリを合わせると、それまでとは違った突っ込みで逃げようとロッドを絞り込みます。
して、右沖に突っ走りましたが、 東レの トヨフロン® プレミアム船ハリス 8号と がま磯パワースペシャル 5-4.8 の相手ではありません。
何としてでも逃げようと、右に左に走り回る獲物を強引に引き寄せてタモで掬ったのは、今回の遠征で最大サイズとなった茶色のオナガでした。
3月には有田の奥で56㌢を釣りましたが、今回は60アップどころか更にサイズダウンしてしまいました。
しかしそれでも最近の男女群島では嬉しい50アップだったのです。 

その後23時まで粘ったもののこれ以上のサイズが出ないままに疲れからダウン、寝袋に潜り込んだのでしたが翌日3時頃から雨がぽつぽつ落ち始め、口太の入れ食いが続いていた6時頃には本降りになったので7時前には竿を畳んで、4時の見回りの時に前田船長が『雨が激しくなったら早目に来るけんねぇ~』と告げて去って行ったヘラクレスの回収を待ったのでした。


そこで釣れていた良型のクチジロ。
2022年4月22日午前7時50分に夢の島男女群島を後にし、
田平
11時20分、田平港へと帰って来たのでした。
帰宅後は持ち帰った魚の配布と、釣り具類の後片付け。
そして夜は、至福のだれやみ。
釣り人冥利に尽きる時間です。
翌日、新型コロナウイルス抗原検査を行って陰性を確認し、60マルアップ、はたまた71.4㌢の記録更新の夢を来年に託して2022年の男女群島釣行のレポートを終わらせて頂きます。
ありがとうございました。 

最終更新日 : 2022-05-05