思いがけぬ新型コロナウイルスの感染拡大によって2020年の第31回大会から中止を余儀なくされていた延岡磯研主催のチャリティー釣り大会が、感染拡大も落ち着きを見せ、イベントなどの行動制限が緩和されて来たのに伴い6月19日(日)、3年振りに満を持しての開催となったのでした。
本来であれば12日に行われる予定でしたが、梅雨入り直後の悪天候によりこの日に延期されての開催となったために当初参加予定の60名から半数近くの33名が腕を競い合いながらチャリティーの釣り大会を盛り上げたのでした。
普段は第八大黒丸を利用しているのだが、今年はたまたまエンジン換装のために大黒丸が使えず、隣の琴姫丸の協力を得て行いました。
参加者は瀬割り抽選に従って、1番船と2番船の2便に分け、先ずは16名が1番船に午前5時から釣り具類を積み込んで浦城港を出港です。
この日みたいに二隻しか渡船が居ない時には、普通は船長同士が携帯で話し合って一番に上がる瀬を決めるのですが、この日は我々が希望した1級磯の「丸バエ」がもう一隻の渡船と競合したようで、沖で瀬上がり順番を決めるジャンケンです。
琴姫丸代表の釣研FG延岡支部の松浦君がジャンケンに勝って「丸バエ」の権利を獲得、抽選クジで1番を引き当てた松浦君や2番クジの吉玉さん、3番クジの私に4番クジの延岡磯研の甲斐雄二君の4人で午前5時36分に一緒に瀬上がりしたのでした。

この日の潮汐は満潮が9時12分、干潮が16時6分の中潮。
そこそこのうねりがあって先端から竿が出せない上に、上潮は上り潮ながら底潮は下り潮といった釣りには最悪の二枚潮。
二枚潮の影響でしょう、クロの食いは極端に悪く、他船で渡った隣の「平バエ」の4人の釣り人ともに苦戦を強いられる釣りでした。
8時10分頃、私が38㌢のオナガを釣ったものの後が続かずその後2匹の口太を追加して14時30分には竿を畳んで磯を掃除。
一緒に竿を出した松浦君はクロ2匹とイサキ、雄二君が裏でクロとイサキ、吉玉さんも裏でイサキや姫ブダイ、アラカブなどを釣って1級磯とは程遠い貧果で納竿、15時には回収の船に乗り込んだのでした。
右端は遠い都城から毎回参加して協力してくれる二ノ方さん、左の平野さんも毎回参加して協力してくれる感謝すべき釣り人です。 

手前の西都市の釣研FG延岡支部の斎藤君にも今回は渡船の打ち合わせなど色々とお世話になりました。 

画像は、丸バエから一緒に竿を出した吉玉賢治さん。
裏でご覧の良型イサキを釣りましたが、持ち帰らず丁寧に〆て寄付して頂きました。 

この日最大の口太を釣った延岡磯研の馬込ちゃん。
実寸で49㌢、
1.81㌔ありましたが、島野浦本島南西部の地方回りの磯で、ウキ下1.5尋のタナだったって言うから驚きでした。
藤田会長もマダイなど総重量7.58㌔を釣って暫定2位。
一番船の釣り人から寄付して頂いた釣果の一部。
んっ、「シオフキの西」から竿を出した釣り人のようですが、一人反省でしょうか !?
さぁ~、二番船の釣果は如何なものだったでしょうか 


最終更新日 : 2022-06-23