16時4分、第2便の釣り人17名の回収を終えた琴姫丸が浦城港に帰って来ました。
第2便の釣り人は浦城港出口周辺が主な釣り場でしたが、延岡磯研の上田君はご覧のような実寸44㌢を超える見事なイサキをいきなり検量に出し、待っていた1便出港の私たちを驚かせたのでした。 

腹パンパンの見た目からも美味そうなイサキでしたが、このイサキは延岡磯研の年間大物賞(賞金2万円)にエントリーすべく、魚拓を取るためにお持ち帰りでした。 

驚きはこのイサキだけではありませんでした。 

受け付けに遅刻して来た延岡磯研の宮川君は代理の者に瀬割りクジを引いて貰ったのが幸運を招いたのか、ご覧のようなチヌを含めて総重量8.88㌔を検量、この時点で暫定一位だった平野さんの7.76㌔を軽く追い抜いて暫定一位に躍り出たのです。 

更に驚きは続き、西都市から参加の矢野君はチヌやクロなど11.1㌔を検量してまたしても一位が入れ替わったのです。 

これで優勝が確定したと誰もが思ったのでしたが、
だがしかぁ~し、検量してない釣り人がもう一人いたのです。
それは、最後の最後に実寸53㌢を超えるチヌなどを持ち込んだ、
若干18歳の日高萩斗君だったのです。
延岡磯研の寺田君の息子さんと同級生で、高校生の時から二人で切磋琢磨しながら寺田君の指導を受けて腕を磨き合って来た若い釣り人です。
検量の結果は18.330㌔。 

優勝した日高君には第一回大会から大会を後援して頂いている全九州釣ライター協会の優勝トロフィーが同協会の常任幹事の私から贈呈されました。
日高君、
おめでとうございました。


当日参加して頂いた全選手の成績。
賞品は優勝者から好きな賞品を選んでいきます。
この日、参加した皆さんから寄贈して頂いた魚は、
イグロの94㍑クーラー3個と普通の大型クーラー1個。
これを魚市場に持ち込んで私たち会員が丁寧に魚種ごとに振り分けて市場の冷蔵庫に保管し、翌日の競りで現金化し、
売り上げ金28.912円を参加者全員の益金として延岡市社会福祉協議会に寄付させて頂いたのでありました。
最終更新日 : 2022-06-25