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価値ある1尾

磯に立って51年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

Top Page › 釣りの話題 › 第八大黒丸
2022-07-11 (Mon)  14:54

第八大黒丸

が大漁旗をなびかせて浦城港に姿を見せたのは31年前のことでした。




それが今は、エンジン換装のためにブリッジを切り取られ、哀れな姿になっているのです。




熊本県牛深の造船所で進水し、当時の後藤重広船長と熊本の釣り人工藤氏が乗り込み、鹿児島県大隅半島の佐多岬沖を通って浦城港まで回航して来たのでした。

それから31年間、私たちを島野浦へと運んでくれたコマツの船舶エンジン。




長い間、ご苦労様でした。




ブリッジが切り取られ、エンジンが撤去された機関室。



換装なるヤンマーのエンジンがクレーンで吊られ、




慎重に所定の位置に運ばれ、



ベースの上に据え付けられました。



無事にベースの上にエンジンを乗せ終え、後藤修二船長の顔にも安堵の笑みが。

エンジンを乗せ終えたものの、これからエンジンをボルトで固定しながらプロペラを回転させるドライブシャフトの芯を出してエンジンと接続したり、燃料パイプや電気系統の接続、回転計など計器類の取り付けなどなど残された作業は数多くあり、無茶苦茶暑い機関室の中での作業は大変です。



本来ならば、この状態で上記の作業を行うそうですが、明日から雨が降るって事で、



エンジンなどが雨で濡れないようにブリッジを乗せることになり、



一先ず、ざっと見た目は元の第八大黒丸に戻ったのでしたが、夏オナガには間に合わせるとの修二船長の言葉でしたので、一日も早く海に浮かぶのが楽しみです。 



私が島野浦と北浦をホームグランドにクロ釣りにのめり込んでから50年近く、第八大黒丸にはそれ以前の第七と第六大黒丸以来40年以上お世話になって来ましたが、今回のエンジン換装によって再び島野浦に脚光を浴びせてくれることでしょう。 

最終更新日 : 2022-07-11

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