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価値ある1尾

磯に立って50年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

Top Page › 釣りの話題 › シブダイを狙って
2022-07-23 (Sat)  13:57

シブダイを狙って

今シーズン初の夜釣りで挑んだのは島野浦の沖磯「二ノハエ」。

7月16日(土)の昼過ぎには琴姫丸に乗り込み、クラブ員の北さんと一緒に意気揚々と浦城港を出港したのでした。



この日は延岡磯研の夜釣り大会でしたので、 フィッシングパラソル をセットして私は試合開始の17時まで陽射しを避けて時間を潰しました。



今回初めて使った1.8mのフィッシングパラソルは、 の画像に写っている北さんのビーチパラソルが風で海に飛ばされて殉職したことを考えると、上部に風を抜くベンチレーションが施されていることが功を奏したのか風で飛ばされることも無く、なかなか良い仕事をしてくれたパラソルでありました。 



暇を持て余した北さんはロッドケースから上物竿を引っ張り出し、



クロ釣りを始めましたが、



このエサ盗り(キタマクラ)を上手にかわすと、



下り潮ながらも小気味よく竿が曲がり、



このサイズの木っ端オナガが立て続けに食ってきます。



それをのんびり眺める釣りバカと、



小さいながらも入れ食べを楽しむ釣りキチ二人はこうやって時間を潰し、



17時、高級魚の シブダイ を狙って第一投です。

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が、しかぁ~し下り潮が早く、仕掛けはあっと言う間に「三ノハエ」方向に向かって流され釣りになりません。

満潮の20時33分を過ぎてもその激流は変わりませんでした。




そんな中、18時28分に初めてのアタリを捉えて取り込んだのは残念ながらサンノジでした。



その後アタリも無いまま、夕方から加わった藤田会長と三人で真剣にシブダイを狙ったのでしたが、赤エビのムキミどころかオキアミボイルもオキアミ生にも全く変化がありませんで、午後10時にはギブアップし、3人で遅い晩飯を食ったのでした。




水平線上に輝く下弦の月と二ノハエに眩しく輝く二つの輝きを眺めながらの晩飯は大いに盛り上がったものでした。



翌朝は3時に起き、3人して4時前から再び真剣にシブダイを狙いましたが、下りの激流は前夜にも増して早く、シブダイが当たってくるような潮ではなかったのです。



5時20分、諦めの色が濃くなってきました。




蚊もおらず、大分方面から涼しい風も吹く快適な夜釣りだったのですが、昨年は良く釣れたこのポイントでも結局シブダイはボーズ。

それどころか夜釣りの定番であるイサキでさえも1匹も釣れず、夜釣りで姿を見せる良型の口太も顔を見せないままに午前6時、空しく竿を畳んで回収の船を待ったのでした。 


ちなみにこの日は地磯回りで良く釣れており、シブダイは48センチサイズが2匹釣れていた他に、実寸56㌢を超えるチヌや40㌢後半の口太などが数多く仕留められており、12名が参加してボーズだったのは我々沖磯から竿を出した3人だけだったのであります。


最終更新日 : 2022-07-23

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