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価値ある1尾

磯に立って50年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

Top Page › 釣りの話題 › 第26回WFG世界大会から
2022-10-16 (Sun)  15:34

第26回WFG世界大会から

令和4年10月15日午前3時体温測定、抗原検査を終えた選手の受付開始。

参加39名のトーナメント表~Aグループ

トーナメント表~Bグループ(延岡、日向、鹿児島支部は諸事情により出場辞退)

午前5時開会式スタート。

3年振りの開催に緊張の面持ちの参加選手。

今や遅しと出港を待つ長崎県平戸宮之浦の丸銀釣りセンターのマリンエクスプレスとニュー丸銀、画面には写ってないが同じく宮之浦の丸宮釣りセンターの海鯱とニューまるみや丸の大会協力渡船。


私が試合を観戦するのに瀬上がりした磯は尾上の
ここでシードで西九州支部の宮原 浩選手と同じくシードで三重支部の東 弘幸選手と山口県支部の和田 孝志選手が2時間の壮絶なバトルを繰り広げたのでした。

動画ではこんな具合。


沖に向かって一番右端からスタートした東選手。

上げの本流が緩やかに流れ出した中から25㌢以上のキーパーサイズのクロを立て続けにヒットさせていきます。
目の前に見えるのは尾上島の平瀬


宮原選手は真ん中の釣り座からスタートし、


東選手と抜きつ抜かれつのデッドヒートを演じました。

和田選手は一番左側の潮の動きが悪かった釣り座からの竿出しとなりましたが、


確実に一匹一匹をキープしながら徐々に追い上げ、


最終第3ラウンドの怒涛の追い上げは実に見応えがありました。


遠くに五島の島影をみながらの緊迫の試合も午前9時に終了、

検量の結果、東選手が25匹8,990㌘を釣って、23匹7,810㌘の宮原選手と17匹5,800㌘の和田選手を抑えて2回戦の準決勝へと進んだのでした。


沖合で試合が終わるのを待つマリンエクスプレスと役員。

我々尾上島の回収を終え、次の釣り場の検量に向かいます。


2回戦の準決勝を戦う釣り場は、頭ヶ島のクロバエ
此処で東九州支部の高橋 鯛企選手と、

尾上の西から勝ち上がって来た東選手と、島若狭支部の高橋 元樹選手、青年部代表で徳島支部の野口 真平選手が対戦し、

東選手が14匹5,570㌘を釣り、野口選手の12匹45,130㌘と高橋(鯛)選手の5匹1,860㌘と高橋(元)選手の4匹1200㌘を破って決勝へと勝ち上がったのでした。


決勝会場の尾上の西に立つ4人の選手。
試合前のそれぞれの表情が面白いですね。

大勢のギャラリーが見守る中で決勝戦がスタート、

決勝戦に相応しい緊迫した試合展開で、

30分交代4ラウンドの試合は進んだのでした。





ハラハラドキドキの試合も終了、


検量の結果は東選手が最大長寸37.5㌢を含む13匹を釣って4,020グラム、金澤選手が32.0センチの5匹1,990グラム、土谷選手が38.5センチの9匹3,870グラム、木村選手が32.3センチの13匹4,110グラム、東選手に90グラムの僅差で前人未踏のV4を達成したのでありました。


決勝を終え使用したウキを手に左から金澤、東、木村、土谷選手。

試合終了後、V4を達成した安堵感の表情で釣研FG寒竹会長から優勝賞金目録を贈呈される木村選手。

木村選手のV4を演出した尾上島。

表彰式の会場で優勝カップの贈呈と、

山本副会長から全九州釣ライター協会様からの優勝トロフィーが贈呈されました。

左から第4位の金沢 勇斗選手(長崎県北支部)、準優勝東 弘幸選手(三重支部・シード)、優勝木村真也選手(大分支部・シード)、第3位土谷 賢太郎(和歌山県支部)
皆さん、おめでとうございました。  

そして参加されました選手の皆さん、本当にお疲れ様でした

また来年お会いしましょう。!!


こうして第26回のWFGも何事も無く終了し、私は甲斐延岡支部長と山本副会長と一緒に他の役員さんよりも一足先に会場を後にし、川澄サービスエリアで晩飯を食って、



午前0時ちょっと前に自宅に帰り着いたのでありました。

ちなみに、約30時間一睡もせず、54時間一滴もアルコールを飲まず頑張りました。


最終更新日 : 2022-10-16

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