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価値ある1尾

磯に立って51年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

Top Page › 釣りの話題 › G杯グレ米水津Ⅱ会場予選
2022-11-08 (Tue)  12:31

G杯グレ米水津Ⅱ会場予選

に一昨日の日曜日(11月6日)に参加して来ました。

今回で41回目となる G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権 の予選会でした。

この予選会には大分の蒲江や鶴見、米水津、長崎の五島列島から鹿児島の甑島などなど今までに30回前後参加してきておりますが、最近は抽選で外れたりコロナの影響で中止になったりで久し振りの参加でした。

受付が始まった午前4時半には120人近い参加者がずらりと並び、二日間で230名近い参加者にさすがはG杯グレ、人気の高さが伺い知れました。

私が引いた瀬割り抽選番号は20番。

さぁ~、吉と出るか凶と出るか気になる番号でしたが、今回からは『参加することに意義がある』の精神の下、競技の釣りの緊張感を楽しませて頂く釣りが目的でしたので気負いなど全くありませんでした。
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えびす丸 の1番船で三番目に瀬上がりしたのは「ワニの中」。

今回で何回目の竿出しになるのか覚えてないほど数多く竿を出している釣り場でしたが、私にとっては 鬼門の釣り場 でした。

これまでに竿を出したのは4~6月と10~11月、全てが何らかの釣り大会でしたが悲しいことに、と言うか実に情けないことにこの釣り場で今までに1匹のクロも釣ったことがないのです。

更にはクロに限らず、魚らしい魚さえ釣った記憶すら残っておりません。

 が「ワニの中(ワニの三番)」遠景は横島一帯。

120人近い選手がいる中で一緒に竿を出す対戦相手は、な、何と同じ延岡磯研の権藤会員。
やはり「ワニの中」には私にとって特別な因縁があるようでした。

前日は爆風が吹いていたという米水津の海、この日は穏やかな朝日が昇りました。


並々ならぬ闘志で仕掛け作りに余念のない権藤会員。


この日の米水津小浦港の潮汐。

中潮で干潮が10時59分、この釣り場は上げ潮が本命らしいのですが、6時間の試合時間の内4時間は下げの潮を釣ることになりました。


奥に見える尖った岩の磯がワニ一帯の釣り場の中でも一番の本命ポイントである 「ワニのハナレ(ワニの一番)」 で、その手前が「ワニのナナメ(ワニのスベリorワニの二番)」。

 が私たちの右隣の「ワニの4番()」、その向こうに「光石(ワニのロープ)」があり、この日はこのワニ一帯の釣り場にそれぞれ2人ずつ10人が竿を出したのでした。


1ラウンドの3時間が経過して釣り座を交替したものの、期待の上げ潮で連れてくるのは大きなブダイと巨大なボラ。
今回もクロに見放された私は正午前には早々とギブアップ、竿を畳んで道具類を片付けたのでした。

私が道具を片付けている最中に権藤会員が釣った価値ある一尾、ここで初めてクロの顔を見させた頂いたのでした。



結果は惨敗でしたが、2人で楽しく遊ばせてもらってG杯グレ米水津Ⅱ会場予選の釣りが終わったのでした。

次回、またもやワニ一帯から竿を出すことになれば次回こそはと秘かにリベンジを誓って回収の戎丸を待ったのでした。

「ワニのハナレ」と

「ワニのスベリ」

当日の各渡船の成績。

上位3位までが全国大会の出場権を掴みましたが、準優勝の加治屋選手は島野浦大黒丸の常連さんであり、第3位の宮本選手もノベ☆スタカップに参加して頂いている釣友で、誠に嬉しい限りでした。

皆さん、12月11日~13日に高知県の沖ノ島で開催される全国大会では、九州チーム一丸となって頑張って来て下さい。

今回は受付表を忘れたりして、関係者の皆様に大変ご迷惑をお掛け致しましたが、宮原君他大会役員の皆さんありがとうございました。

二日間にわたり大変お疲れ様でした。


翌日、釣り具類を洗ったりして片付け、全てを終えたのでした。



最終更新日 : 2022-11-08

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