竿を出したのは2月3日の節分の日、鬼退治ならぬクロ退治に意気揚々と出陣したのです。
沖に浮かぶのは門川きっての名礁である 枇榔島 ですが、此処のところの低い海水温や二枚潮などの影響なのかクロの釣果が極端に悪く、どちらかと言えば地周りの方に期待があるかもしれないってことで、私たちは枇榔周りをパスし地磯周りに向かったのでした。

沖に浮かぶのは門川きっての名礁である 枇榔島 ですが、此処のところの低い海水温や二枚潮などの影響なのかクロの釣果が極端に悪く、どちらかと言えば地周りの方に期待があるかもしれないってことで、私たちは枇榔周りをパスし地磯周りに向かったのでした。
で、瀬上がりしたのは門川の地磯である ツボヤのステージ 。
私は始めて竿を出す釣り場でしたが以前に釣研FG延岡支部の矢野会員が50センチを超える口太を釣ったらしく、大いに期待の持てる釣り場でした。
方財の浜の初日の出 、 鶴見の海 、 島野浦の海 に引き続き、2023年一年間の安全釣行と71.4㌢オナガの記録更新、それに僅かばかりの釣果を願って今年4ヶ所目となったお神酒を門川の海に献上させて頂いたのでした。

この日の潮汐。
一緒に竿を出したのは一番向こうから萩原くん、延岡磯研の北さんこと北園会員、男女群島の相棒で物静かな平野さんの気心知れた日向市の釣り人。
3人は遠投してイサキをぼちぼち食わせていますが、クロらしいアタリはありません。
私は徹底的にクロを狙います。
ねちねちと瀬際を狙いますが、フグに鈎を嚙み切られるばかりでクロの気配は皆無です。
一袋に13本入った セレクトグレ 5号が潮止まりの11時過ぎまでにフグに食われて空になった頃、皆で一緒にランチタイム、私は熱々のラーメンで腹を満たしました。
昼飯の後の第二ラウンド、徹底的に瀬際を狙っていた私の 全遊動EX-R(S-0) が竿2本前後のタナからアタリを捉え、いかにもクロらしい引きで強引に竿を曲げ込んで来ました。
クロであれば40オーバーに間違いありません。
これは 食べてとても美味しい魚 なのですが、この日は一途にクロを狙っていましたのでクロ以外の魚を釣るつもりも持ち帰る気もサラサラありませんでしたので平野さんに進呈し、美味しく食べてもらったのでした。
10時頃からイサキのアタリもぱったり途絶え、いつもの軽快な愚図りも途絶えがちな平野さんも試行錯誤しながら真剣に仕掛けを打ち返し、仕掛けを深タナまでどんどん入れ込んでいきますが、サシエも取られない状況が続いたのでした。

私も竿1本半から2本、2本半とサシエを入れ込んでいくのですが、何ら異常は起きませんで、
そのうち眠りに落ち込んでいったようで、そのシーンを見逃さなかった暇な釣友からしっかり盗撮されておりました。

14時過ぎ、そんな重苦しい状況をついに私が打ち破ったのです。

ドラッグが唸り、スプールからラインが引き摺り出されるこの日一番のやり取りでしたが、所詮 東レトヨフロン®スーパーL・EX ハイパー 1.7号の相手では無かったようで50㌢近くの魚体を足元に寄せて浮かし、一発でタモ入れに成功したのでした。




その時に GoPro 11 HERO Black で自撮りした動画です。
こうして楽しい釣りもあっと言う間に終了、次回リベンジを皆で話し合い、回収の 乙島丸 に乗り込んだのでした。
萩原君、北さん、平野さんお疲れ様でした。
乙島丸黒木船長、この日も大変お世話様になりましてありがとうございました。

この日使ったタックルです。
道 糸 : 東レ 銀鱗スーパーストロング NEO 1.75号
ハリス : 東レ トヨフロンスーパーL・EX ハイパー1.7号 3尋
ウ キ : 釣研 全遊動EX-R(S) 0+潮受ウキゴム
鈎 : がまかつ セレクトグレ 5号
ガン玉 : ゴム張りガン玉 G4~G5
マキエ :オキアミ生3角+マルキユーイワシパワーグレスペシャル×1袋+のりグレ×4袋
サシエ : オキアミ生&くわせオキアミスーパーハード(M)or手作り剥き身
仕掛け : ハリス3尋をウキ度目無しのラインと直結し、鈎の上40センチに状況に応じてG4からG5の
ゴム張りガン玉を噛み付けた全遊動仕掛けで仕掛けをどこまでも入れ込んでいった。
最終更新日 : 2023-02-08