3月初春の頃の天気にしては珍しく三日間続いた晴れと無風ベタ凪の中での男女群島の釣りを終え、3月8日午前8時前にやって来たブラックカイザーに釣り具類を積み込んで私たち二人を回収したのでした。
今回の想定外の獲物には私のみならず太陽君や咲空ちゃんなど、橋本ファミリーも大喜びしてくれました。
生まれて初めて釣った伊勢えびの目方を測ると、
1.28㌔もあったのには驚かされました。
近所のスーパーの中の鮮魚屋さんに魚捌きをお願いした時、『何十年も魚捌きをやっちょるけど、こんげおっきな伊勢えびを捌いたのは初めてじゃ』と言って、魚捌きのプロも驚いていました。
そしてアラの目方は、
4.665㌔でした。
アラ狙いで釣ったのなら小アラサイズだったでしょうが、ハリス8号のオナガ狙いのタックルにはちょっと荷が重過ぎました。
これも魚屋さんにお願いして見事に捌いてもらいました。
伊勢えびとアラとオナガ2匹を捌いてもらって、料金は〆て1,500円とリーズナブルです。
下手糞な自分が捌くよりも見た目も奇麗に、そして何より美味しく食べられますので我が家では随分前から大きな魚や面倒な魚、初めての魚を釣った時には捌いてもらうようにしています。

伊勢えびとオナガのサシミに、
アラのサシミと伊勢えびの頭と足でだしを取って作った味噌汁も何と見言えない美味さでしたが、

こんな美味いだれやみを数日続けて味あわせて頂いたのは言うまでもありませんで、正に釣り人冥利に尽きる至福の時を過ごしたのでありました。
さて、美味しいお話はこれくらいにしておいて、男女群島釣行録その3で、
《ちなみに夜釣りで私に重大なアクシデントが発生(
・
)したのでしたが、そのお話はその4(番外編)で。》


と書いていましたが、小ザメの夜釣りで発生した重大なアクシデントとは、この動画の中で使用している6mのタモを海に落とし、水没させてしまったことだったのであります。

何時頃だったのかは覚えていませんが、鈎掛かりさせたオナガをタモで掬おうとしていた時のことです。

魚が掛かっている私はどうすることも出来ず、ただ慌てふためくのみ。
魚を掬い易いように目印のケミホタル100を枠の左右に付けた枠と網、タモの柄はしばらく浮いていました。
そこで右隣の桑原さんが自分の仕掛けを回収し、鈎を網に引っ掛けて取ろうと懸命にやってくれたのでしたが、やがてゆっくりと沈んで行ってケミホタルは徐々に見えなくなってしまったのです。
万事休すでした。

タモの柄はがまかつの がま磯パワースペシャル で、元竿に「力こぶパワーグリップ」を装備した6mの一昔前の物でしたが、男女群島などの遠征釣行では重宝していたタモの柄でした。
小ザメに沈めたタモ一式の網は昌栄のウルトラフレーム極用の60㌢の替網でしたが、今回次回の男女釣行に備えて買ったのは、枠は同じながら網は格安の タカ産業の84- PRO替網 のLにしました。
替網を枠にセットしました。

これをヤフオクで目出度く落札して購入しました。
販売価格と1万までも違いはありませんでしたが、年金生活の身にとっては1万円でも安く買いたいもの、品物はほとんど目立った傷も無く満足の落札でした。

網をセットした枠をタモの柄に取り付けた状態。
がまかつっぽくて、以前の昌栄のものよりも中々いい感じになりました。




このタモの柄に滑り止めと傷防止の意味でちょっ小細工をってことで、
内径40mm長さ1mの熱収縮ラバーグリップを施しました。
こんな具合になって一時も早い出番を待つがま磯たもの柄GTと最後に仕掛けの紹介をして男女群島釣行録その4(番外編)を終わらせていただきます。
その4まで長いことお待たせ致しましたが、最後までご愛読ありがとうございました。

昼釣りの仕掛け
竿 がま磯マスターモデルⅡ 尾長 H-5.0m
リール BB-X ハイパーフォース MG4000DHG
道糸 東レ 銀鱗®スーパーストロング エックス・オー 4号
ハリス 東レ トヨフロン® トーナメント ガイア 5号×3尋
鈎 がまかつ 口元尾長 8号
ウキ 釣研 全遊動EX-R M-0+潮受けウキゴム
夜釣りの仕掛け
竿 がま磯パワースペシャルフカセ 5-4.8m
リール BB-X オナガスペシャル 6000D
道糸 東レ テストライン(銀鱗®スーパースーパーストロング アイサイト) 8号
ハリス 東レ トヨフロン® プレミアム船ハリス 8号×2尋
鈎 がまかつ 夜釣り王 6号
ウキ 釣研 ネオセレクト M-B~2B+昼夜アダプター(中)+ミライト(316R)+潮受けウキゴム
最終更新日 : 2023-04-01