悪天候で延び延びとなっていた延岡磯研の新春釣り大会をようやく4月23日に行うことが出来ました。
この日も波は2メートルで、北寄りの風が強く吹く予報でしたが南浦渡船組合にしては珍しいことに、こんな悪天候にもかかわらず船止めになりませんでした。

第八大黒丸は午前5時30分に浦城港を出港、途中で一番瀬を決めるジャンケンをして島野浦へと向かう予定でしたが、この日は沖に向かう2隻の渡船の船長同士がジャンケンをせずにケータイで話し合って決めたようで、我々の船は「マルバエ」を選んだのでした。

島野浦港のこの日の潮汐です。
この日は天気が悪かったせいか私たち延岡磯研の釣り人以外誰もおらず、瀬上がり順を決める抽選番号に従って瀬上がりをしましたが、珍しく3番クジを引いた私は真っ先に島野浦のオナガの1級ポイントである「マルバエ」に1番クジの権藤会員、2番の北園会員と一緒にルンルン気分で瀬上がりしたのでした。




そして4番から6番クジを引いた三人は「シオフキの西」に瀬上がりし、
竿出しから1時間半経った頃に、「マルバエ」の一番高いてっぺんから撮った動画です。
絶不調が続いていた宮崎県北部のクロもここに来てようやく釣果が上向いて来たようでしたが、島野浦も同様で、そんな中、口太やオナガ、イサキの魚影抜群の「マルバエ」からの竿出しとあって、三人共もはや優勝を手にしたかのような期待感を抱いて6時30分に第一投を振り込んだのでした。
が、しかぁ~し、期待していたオナガの釣果どころかアタリはほぼ皆無で、釣れるのは黄金スズメダイとたまぁ~に釣れるコッパグロのみ。

竿出しから4時間後の10時30分、この日一番のアタリで穂先を絞り込んできたのは憎っくきサンノジでしたが、
その時の様子をローカル色そのままの動画で。

船着けから竿を出していた権ちゃんに待望のアタリがあったのは11時27分。
竿出しから実に5時間後に初めてタモで掬ったのは、700グラム前後の嬉しいオナガでした。




この日はクラブ員14名が参加して、クラブ対象魚(クロ、チヌ、イサキ、マダイ、イシダイ、シブダイ、アラ、青物)の30㌢以上3匹までの総重量で競う要綱でしたが、検量匹数抽選の結果は2匹重量に決定。
その結果はマルバエの東から私たちと一緒に地方の「オドリバエ」に瀬変わりした那須会員が歳無しのチヌ2匹の総重量4.063㌔を検量してぶっちぎりの優勝で準続きであった新春釣り大会の幕を閉じたのでした。


最終更新日 : 2023-04-24