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価値ある1尾

磯に立って50年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

Top Page › 釣りの話題 › 第32回延岡磯研チャリティー釣り大会
2023-06-27 (Tue)  13:49

第32回延岡磯研チャリティー釣り大会

開催日は6月18日、このTIDE GRAPHでの大会当日の天気予報は雨のち曇りでしたが、宮崎地方気象台の発表した天気予報や日本気象協会、ヤフーの天気予報、そのどれもがまちまちでどの天気予報を当てにしてよいか全く当てにならない悩ましい中での開催でした。
チヌの釣果の堅い

大潮の中、参加者26名を乗せた第八大黒丸は午前5時14分に浦城港を出港です。

大潮で潮は大きいものの波は全く心配ありません。
心配していた雨も降らず、時折り薄陽も差す絶好の釣り日和になったのでした。

沖磯は1級ポイントの「ヒラバエ」や「マルバエ」をはじめ主だったポイントが絶不調ってことで、チヌの釣果の堅い地方周りから瀬上げをしていくとの船長の判断により、港を出て3分の「フェリー乗り場の鼻」に二人、その次に「平岩」に二人、昨年優勝者の出た「オドリバエ」に三人、「マト(立バエ)」に三人、「大岩に」に三人の合計13人を降ろし、残りの13人は一か八かの沖磯に展開したのでした。

先ずは「シオフキの西」に3人が瀬上がりし、「シオフキの東」に二人、「ヒラバエ」に3人、「マルバエ」に3人を降ろし、ケツから二番目のクジを引いた私と一番ケツの那須会員は熊野江の地磯「福崎の鼻」に最後に降りたのでした。

30㌢以上の食べられる魚(ウツボなどの長物の他、バリやイスズミ、アオブダイ、ボラ、イチノジ、サンノジ、テングハギ、フグの類は対象外)の総重量を検量して順位を決定する大会規定でしたが、ブダイに限っては1匹のみ、アラカブは20㌢以上を検量するルールで午後4時の回収まで腕を競い合ったのでした。


那須会員と二人して、チヌとクロ、あわよくばマダイを狙ったものの一投目から手の平サイズにも満たない長さの木っ端グロに翻弄されて、オキアミはもとよりムキミでもダンゴ餌でも全く歯が立ちませんでした。
それではとブダイを狙ってアオサ海苔で際を狙うもアタリすらありません。

そこで、地方周りや沖磯から竿を出している参加者に電話をして釣況を尋ねると、地方のチヌどころか沖磯のクロもイサキも全く釣れてない返答で、10時の弁当便か若しくはお昼の見回り便で瀬変わりすると言っている。

やはり噂通りの絶不調で、このままでは益金を得る魚が確保出来るのか心配しながらの竿出しでしたが、私と那須会員も「福崎の鼻」に見切りをつけて「シオフキの東」から竿を出していた城戸会員たち二人と一緒に既に瀬変わりして空いていた「オドリバエ」に瀬変わりし、私はその後直ぐに3人が竿を出していた「スズキバエ」に潜り込ませて頂き、北側から竿を出して運良くブダイと  のマダイ、それに33㌢のオナガ、キープサイズの2匹のアラカブを釣ることが出来たのです。

16時18分、第八大黒丸が回収にやって来ました。

右側正面が船着けの釣り座。
私は北側の釣り座、一番左端から竿を出しました。

船上には一様に暗い表情が漂っていましたです。


悪天候続きで三度も延期になった今大会、さすがに参加者は26名まで激減してしまいましたが、皆さんの協力のお陰で無事に終えることが出来ました。

検量の結果、


優勝は「マルバエ」から島野浦の湾内「作兵衛鼻」に瀬変わりをしてブダイとアラカブを狙って数釣った馬込会員が 総重量3,3348㌘で初優勝。  


準優勝は、マダイなどを釣って3,043㌘を検量した私が滑り込み、 




「オドリバエ」で一人気を吐いてカワハギなどを釣りまくっていた六川さんが2,753㌘で第3位の表彰台に立ったのでした。 



  
表彰台の上位3人。


「ヒラバエ」から竿を出して2,747㌘を検量し、沖磯から唯一4位に入賞した吉田匠太さん。


この日、最大となった38㌢のオナガグレを釣った延岡磯研の北園会員。   


この日数匹しか釣れなかった貴重なイサキを釣った延岡磯研の石井会員。
41㌢の良型でした。   


普段、余程でない限り竿を出すことの無い「烏帽子」で貴重なクロを釣った延岡磯研の権藤会員。
ここで30㌢を超えるサイズは価値がありました。   

「マルバエ」から「作兵衛鼻」に瀬変わりした新名さんは数投目でマダイを釣ったものの後が続かなかったそうです。

「スズキバエ」から竿を出した高山さんは2,601㌘を釣って6位入賞でした。

皆さんから提供して頂いた貴重な魚は、

延岡魚市場に持ちこみ、私たち会員の手で綺麗に区分けして出荷し、翌日の競りに掛けられたのでした。

参加して頂きました26名の皆さん、今回も本当にありがとうございました。

会員一同心から感謝いたします。

ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

上位6位までの成績



優 勝:馬込 功 (延岡市)      3,348㌘



準優勝:橋本 敏昭(延岡市)      3,043㌘



第3位:六川 和宏(延岡市)      2,753㌘    



4 位:吉田 匠太(延岡市)      2,747㌘



5 位:新名 勇太(児湯郡都農町)2,696㌘ 



6 位:高山 真一(児湯郡都農町)2,601㌘



 



主催:がまかつ会延岡磯研(藤田 浩会長)



後援:全九州釣ライター協会



協力:第八大黒丸(延岡市浦城町 後藤修二船長 090-47711926

協賛:(株)がまかつ、(株)釣研、マルキユー(株)、東レ・モノフィラメント(株)

   (株)ボナンザ、(株)キザクラ その他



蛇足ながら最後に、参加者の皆さんの協力のお陰で益金14,201円を延岡市社会福祉協議会に寄付させて頂きましたことをご報告させて頂きます。



最終更新日 : 2023-06-27

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