2013(令和5)年10月22午前5時、始まりました。
大会は悪天候で1週間の延期、それに伴って参加者が激減。

それでも遠くは鹿児島などから参加して頂いた熱い釣り人23名が第八大黒丸に、
13名が琴姫丸に乗船して
これ以上無いほどの好天に恵まれた中、午前6時に浦城港を出港したのでした。
先ずは「大バエ」に6人が瀬上がりし、「福崎」から「井下バエ」、「作兵衛」、「五丈裏のチョン」、「平バエ」と渡礁を終え、最後に瀬割り抽選で20番から23番を引いた4人が島野浦の当番瀬である「弥作バエ」に瀬上がりしたのでした。
竿出しは7時過ぎ、釣研FG延岡支部で一番の若手である日高萩斗君が我々年寄りを尻目に次々と竿を曲げます。

私たちにもぽつぽつとアタリがあるものの、釣れるのは26㌢サイズのコナガばかり、そんな中でそこそこのサイズのオナガを釣ったのはやはり萩斗くんでした。

12時30分、私は検量や表彰、閉会式などの準備のために早上がり、「弥作バエ」を後にしました。
「ヒラバエ」から竿を出していたノベ☆スタ役員の宮原君を回収し、
第八大黒丸で急ぎ帰港したのでした。
14時30分、先に帰港した琴姫丸から検量に持ち込まれて大きな歓声が上がるのは、残念ながら対象外のチヌ。
昨年優勝したディフェンディングチャンピオンの寺原健一郎さんは残念ながらクロの釣果が思わしくなく、他魚の部優勝を狙って「マト」で釣ったチヌを検量し、47.8㌢の1,410㌘。
南浦の当番瀬である「スズキバエ」から竿を出した川越昭二さんもクロの検量を諦めてチヌを検量。
48.5㌢1.786㌔の体高のある見事な魚体に誰もがこれで決まりと思っていたのでしたが、
宮崎から参加の釣研FG宮崎支部の川越直幸さんが「大バエ」で釣ったチヌは50.6㌢1.902の見事な年なし。
結局このチヌが他魚の部を制し、ノベ☆スタの海部会の山本一郎案内人から協賛頂いた嬉しい30㌔の新米を手にしたのでした。

萩斗君は規定の5匹を釣って2,025㌘で第5位入賞、
延岡磯研の甲斐 雄二君は前評判の悪かった「ヒラバエ」から3人で竿を出して5匹20,067㌘を検量して堂々の第3位。

「長ハエ」から竿を出した児湯郡都農町から参加の釣研FG延岡支部の高山真一さんが大黒丸と琴姫丸との横取り方式の順位決定だったために、5匹、1,947㌘を検量して準優勝。



そして、第9回を制したのは初めて竿を出した「大バエ」で4匹ながらも2,391㌘を検量した熊本から初参加の富永眞一郎さんでした。




第一回大会から後援して頂いている全九州釣ライター協会様からの優勝トロフィーを手にやや緊張気味の富永さん。




そしてそして、釣研から新発売のロッドケースが懸かったクロ特別大物賞は西都市から参加の釣研FG延岡支部の矢野政美さんが大バエで釣った
の36.5㌢、821㌘で獲得したのでした。

読谷山 洋司延岡市長の表彰状を授与される矢野さん。
下関めじなクラブの福島さんから預かっていた1万円の賞金は第9回大会ということで、第9位の延岡磯研の宮川浩司さんがゲット、この他にも釣り具のポイント日向店さんから協賛頂いた1万円分の商品券は22日が開催日って事で第22位の宮崎から参加の伊藤章章さんが手にするなど参加者全員がもれなく賞品を手にしたのでした。
ベ☆スタカップ独特の優勝冠をかぶってお立ち台に立つ向かって左から準優勝の高山、優勝の富永、第3位の甲斐さん。
入賞者及び各賞を獲得した皆さん。
ノベ☆スタ・NPO法人ひむか感動体験ワールドの高橋勝栄理事長からのお礼の挨拶で第9回大会を無事に終えたのでした。
遠くは鹿児島や熊本などから参加頂きました皆さん、協力頂きました第八大黒丸と琴姫丸の船長さん、後援頂きました全九州釣ライター協会様、そして毎回絶大なるご協賛を頂きました㈱釣研、マルキユー㈱、東レ・モノフィラメント㈱、GAMAKATSU PTE LTD様他皆様方に心から感謝申し上げます。

ちなみに協賛頂いた商品の一部を紹介させて頂きます。
読売巨人軍の戸郷 翔征投手がご当地延岡の聖心ウルスラ学園高卒業でノベ☆スタ海部会の宮原勇健案内人の息子さんと一緒に野球をやっていたってことで、宮原案内人が戸郷選手に頼み込み、
サイン入り色紙を2枚頂きました。

クロ特別大物賞は釣研から新発売になったばかりのロッドケースを私から。
第9回大会を記念して、下関めじな賞が福島様から。
熊本の井手口餃子さんから。
開催日が22日ってことで当日賞の第22位は釣具のポイント日向店さんから。
その他協賛頂いた皆様方からの商品の数々。
最終更新日 : 2023-10-28