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価値ある1尾

磯に立って51年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

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2024-01-30 (Tue)  16:23

初竿の儀in北浦・「シバエ」

北浦で初竿の儀を執り行った日の1月26日(金)の朝の気温は-3℃、風が強くて寒い朝でした。


20代の後半だったと思いますが、島野浦よりも早く北浦の沖磯にクロを狙って通い始めた頃には松寿丸と言う渡船を使っていました。

その後その渡船が廃業したので北浦町の阿蘇港で今の英樹船長のオヤジさんがやっていた海上タクシー兼渡船業の喜福丸に乗るようになったのです。

オヤジさんの代から40年以上もお世話になっていますので、ホントに長~い付き合いになっています。

当日は「ナカノハエの先端(東の鼻)」に二人を下ろし、次に「カモンバエ」向きのナカノハエの裏に釣り人を下ろしましたが、この時の表層海水温は(酷いブレ画像で全く読めませんが)17.8℃でした。

二組を下ろした後に英樹船長が 『冥途の土産に降りてみる?』 と声を掛けてきたのは北浦きっての名礁「シバエ」、滅多に乗れない低くて小さな岩礁でした。

この日の潮は満月の大潮で午前7時20分が満潮。

満潮までまだ1時間以上もあるので一瞬躊躇しましたが、こんな機会に上礁しておかねば次はいつ上がれるか分からない上に平野さんは一度も瀬上がりしたことが無いってことで、北北西の風がビュンビュン吹きまくって時折り足元がまだ洗っていた「シバエ」に合計年齢213歳の年寄り3人が、それぞれ脚立を持って無謀と言うか果敢にも飛び乗ったのです。

瀬上がりを終えた6時50分頃、西の山陰に沈もうとしている幻想的だった満月の名残り月。

 の画像でも分かるようにこの日は大潮。

なので、若しも上りの激流が入ったら干潮の潮止まりまでは釣りにならないかもしれないとの不安はありましたが、冥途への土産話を持って帰らなければいけなかったので瀬上がりした以上そんな悠長な事言ってはおれませんでした。

3人で場所決めのジャンケンをして一番勝ちした大坪会員は真ん中に、二番勝ちの私は北側の深島を向いた方を選び、一番負けの平野会員が残った南側の船付け付近に釣り座を構えたのでした。

私は久々に上礁した(多分10年振りくらいかな)ので先ずは「シバエ」初の動画を撮り、


一通り撮ったところで北浦の海で何事も無く釣りが楽しめ、尚且つメモリアルフィッシュとなる魚が釣れることを祈願してお神酒を奉納しました。

で、 が私の釣り座の後方に脚立をセットしたところです。


とにかく後ろからの風が無茶苦茶強かったので、脚立が突風で倒れないようにクーラーに海水を入れて重くして脚立の上に置き、ロッドケースも画像のように風で吹き飛ばないように置いて釣りの準備を始めましたが、


一足先に釣り始めた二人には爆風が容赦なくビュウビュウと吹き付けており、


海はご覧のような湧昇流を伴った激流が川のようにガンガン流れていたのでした。 


この激流の中をあの手この手と試行錯誤しながら仕掛けを流してみますが、クロの絶対数が少ない宮崎県北部の海域では100m以上流しても所詮結果は望めず、サシエに全く変化などありません。

干潮時刻よりもかなり遅い午後2時を過ぎる頃から漸く潮が緩んでゆっくりと右に流れる下り潮へと変化し始めました。

午後3時過ぎ、私の仕掛けがこの日初めてのアタリを捉えました。

鈎から竿二本の位置にウキ止めをセットし、仕掛けが馴染んだら残存浮力Bのウキがゆっくりとしもるようにガン玉で浮力調整した半誘導沈め釣りで、ウキが完全に見えなくなった時にラインが弾け飛び、一気に穂先が海中に引き摺り込まれたのでした。


いやぁ~、基本的に腰に疾患がある上に左膝痛とドライアイで両目がフツーとは違うとは申せ、何と屁っ放り腰のやり取りなのかと動画を観て恥ずかしくなりましたが、これが今の私の年相応の現実なんですねぇ~。


しかしそれでもしっかりと取り込んだのは、今年二匹目のオナガ。

今年の米水津での初釣りの時から使い始めた釣研のタモ枠とタモ網で初めてタモ入れした嬉しい魚は、

唯一のアタリで取り込むことが出来た嬉しい価値ある一尾となった


実寸42㌢でした。   


「シバエ」全景。

左奥に見えるのは佐伯市蒲江町元猿の三つ子一帯。

良い冥途の土産をありがとう「シバエ」、そして北浦の海、喜福丸の英樹船長、磯に降りる時と渡船に乗る時に釣り具類を手渡して頂いた釣り人の皆さん、本当にありがとうございました。


爆風と激流にすったりひんだれた様子の大坪会員。

渋いですねぇ~、どうしても名前を思い出しませんが似た俳優さんがいましたよね。

最近はお互いに両親指での  サインを出すことが少なくなってしまいました。

が、しかぁ~し平野さんは来月からいよいよ男女群島へ Ready to go
 これからはサインがバンバン出そうです。


翌日捌いたオナガの内蔵。


竿2本半前後のタナで食ってきたオナガの胃袋にはほとんど配合エサや追加で混ぜていた麦などは見当たりませんで、オキアミが僅かに確認できる程度でした。

これから推察するに、タナが竿2本以上と深い時にはウキの周囲に上から撒いたマキエはサシエと同調させることが難しいので交通事故的な出会い頭の釣りになるのかなと感じた次第でした。

この現象をちょっとでも軽減するにはやはりマキエの量とマキエを打つ位置が大きな要になるのは間違いなさそうですね。

参考までにこの日の仕掛け

ロッド : がまかつ がま磯 マスターモデルⅡ 口太 MH5.3

リール : ダイワ トーナメント磯競技 LBD

道 糸 : 東レ 銀鱗スーパーストロング NEO  2.0

ハリス : 東レ トヨフロンスーパーL・ハイパーガイア XX  2.0号

ウ キ : 釣研 煌 黒(koukoku) (B)+ 潮受ウキゴム

鈎   : がまかつ  競技グレ 5

ガン玉 : ゴム張りガン玉 B+G3



最終更新日 : 2024-01-30

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