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価値ある1尾

磯に立って51年。 これまでに幾度となく後悔や挫折、屈辱を味わい、喜びや悲しみ、感動など様々な経験をさせて頂きました。 釣りに夢中になっていた頃に生まれのが私の生涯のテーマとなった『価値ある1尾』です。しかし、古希を過ぎてからは釣りの話題もめっきり減ってしまい、テーマとは程遠い話題がほとんどになってしまいました。 老いぼれ釣り師の少しばかりの釣行記と身体のリハビリや孫の話題、旅の話題、つまらないボヤキなどを1年無休で綴っているブログです。

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2020-12-15 (Tue)  16:08

釣研FG延岡支部懇親釣り大会in島野浦

午前5時半、受け付けを終えて寺田副支部長からの競技説明。

普段は待合所の中で行うのですがコロナ禍の現在、受け付けから甲斐支部長の挨拶や競技説明、瀬割り抽選など全てが寒い屋外で行われました。 




東の空には三日月と金星の夢のコラボが、この日の好天と懇親会を祝福してるかのように輝いていました。 




午前6時半、支部会員21名と一般の釣り人1名を乗せて第八大黒丸は浦城港を出港しました。




一番に渡す瀬を決めるジャンケンには瀬割り抽選で1番クジを引いた高林会員が大黒丸代表でホースヘッドに立ち、ジャンケンポン。

前回の延岡磯研の忘年釣り大会の時もたまたま高林会員がジャンケンし、その時はビリッケツでしたが今回は何んと一番勝ち、「マルバエ」を選定したのでした。




「マルバエ」に一般の釣り人と会員3人を降ろして、「フクハラ」に3人、「シオフキの西」に4人、「シオフキのチョンボリ」に二人が瀬上がりし、
 



「サダヒロの2番」に13番クジの寺田副支部長の息子さんの海鳳くんと14番の宮川会員、15番の私が3人で瀬上がりしました。

久し振りにこの位置から見る沖の「シオフキ」や「ヒラバエ」、「マルバエ」でした。




夜明け前の三日月と金星がこの日の好天を約束してくれていたように、この日は最高の天気でした。

IMG_7033.jpg



「サダヒロ」には1番から4番まであり、一般的にはトーナメントなどの大会の数釣りの釣り場です。

したがって釣れるクロのアベレージは20㌢から30㌢と小形のサイズが主体です。

沖が時化気味の時ならまだしも、この日のようにベタ議の時に宮川会員は此処で40アップの口太を釣ってしまったのです。

私は此処でこんなサイズのクロ見たのは初めてで驚きましたが、やはり何処にでも40アップのクロは居るんですねぇ~。




10時前、「五丈バエの東」から瀬変わりのために乗船していた那須、飯沼会員と一緒に我々3人も「ニのハエ」へと瀬変わりをしたのです。

「ニのハエ」には他船の釣り人が瀬上がりしていましたが、何処か他の磯に瀬変わりして行って空いていたそうで、釣果の期待は持てませんでしたが「サダヒロ」よりははるかに一発大物が出る可能性は高いという船長のアドバイスで瀬変わりを慣行したのでありました。

目の前の「一のハエ(グンカン)」や当番瀬の「弥作バエ」からも釣り人が竿を振っていましたが、竿が曲がるシーンを目撃することはありませんでした。





ジャンケンに勝った順番に好きな釣り座に入り、北向きから竿を出した飯沼会員はいきなりの40アップの良型口太を引きずり出しました。

この釣り座は潮が大分方面に向かって流れる上り潮の時には最高のポイントになりますが、いきなりこの釣り座を選んで竿を出す釣り人は「二のハエ」にかなり精通した人で、そのことを即結果で出した飯沼会員の確かな釣技に驚かされたのでした。




ジャンケンに1番勝ちした那須会員が東の角の南側に釣り座を構え、その向こうに寺田ジュニア、一番南側に宮川会員、ジャンケンに2番勝ちした私は東の角に釣り座を構え、10時過ぎから仕切り直しの竿を出しました。




飯沼さんが良型口太を釣ったものの後が続きません。
たまぁ~に竿を曲げるのは28㌢いかのリリースサイズです。

私は東の角を諦めて、随分昔に52㌢の口太を釣ったワレの手前に釣り座を移動して竿を出しましたが、此処で釣れるクロも28㌢未満、そこで背に腹は代えられないと「ニのハエのチョンボリ」との水道側まで思い切って釣り座を移動し、水道を抜ける下り潮に仕掛けを乗せてエサを流し込んでいったのですが、ナ、何と一投目からアタリが出たのです。

一投目は素バリを引いたものの、二投目で食わせたのがこの良型の口太で、45㌢枠のタモからはみ出るサイズだったのです。




暫くしてちょっと小さいながらも2匹目をタモ入れに成功、3匹までの総重量の規定まであと1匹になりました。




そして遂に14時、待望の3匹目をキープしたのでありました。 




40㌢アップを3匹も、自分でも信じられない久々の出来事でした。 




私のやり取りを見ていた宮川、那須会員も隣にやって来て同じ釣りに加わり、それぞれが2~3匹をキープし、リミットメイクに成功したのです。




宮川会員の腰を落とした慎重なやり取り。




それもその筈、1.2号の細ハリスでしたが、見事に良型口太をタモ入れに成功です。




飯沼さんの華麗な竿捌き。

飯沼 (1)



40アップを含め、「二のハエ」でダントツの竿頭でした。





3匹をキープした私は東の角に戻って余裕の竿を出し、40弱の口太を追加しましたがそのすぐ後に強烈な引きに襲われました。

ハリス1.5号で必死の攻防を繰り返して何とかタモに入れたのは3㌔を超える青ブーでした。




道糸、ハリス共に東レの1.5号でしたが、我ながら良く取り込めたものです。

しかし、こいつとのやり取りでこの日のパワーは全て消耗してしまいヘトヘトになったのは言うまでもありません。




この日お世話になった「二のハエ」。

誰かが拾い集めれば済むことですので、この日もハリスやペットボトルなどを相当拾い集めましたです。




左が「二のハエのチョンボリ」。

ニノハエ



16時14分、我々5人が真っ先に船に乗り、




全員の回収です。

IMG_7016.jpg



帰港後は暗くなる前に、久し振りに顔を合わせた21人での集合写真。




で、検量の結果は。

 の真っ先に釣った口太が重量を稼いでくれたお陰で、

飯沼 (2)



3匹総重量3.406㌔を検量し、嬉しい優勝をさせて頂いたのでした。




寺田ジュニアと友人の日高くん二人の高校生も延岡支部の将来有望な会員ですが、寺田ジュニアは12位、日高くんは残念ながらボーズでした。

高校生に負けた会員は罰金として二人への応援助成金を没収する決まりになっていましたので、寺田ジュニアに負けた13位以下の会員からは二人に助成金の協力をして頂きました。

二人とも今後、支部会員に負けないように切磋琢磨して頑張って下さいネ。 




最後に〆の挨拶をした私でしたが、腰痛で腰はひん曲がってしまっていました。

しかし、向こうの人はUFOでも飛んでいたのかな、一体何を見ていたのでしょうねぇ~。 

IMG_7035.jpg



この日の釣果と成績。

ちなみに第2位の那須会員は3匹重量3,267㌘、第3位の宮川会員は3匹重量3,035㌘、前述したようにともに「二のハエ」での釣果でした。




この日の私の仕掛け


ロッド : 釣研 フロートマスターTZ・ZENYUDO  5.3m


リール : ダイワ トーナメント磯競技 LBD


道 糸 : 東レ 銀鱗スーパーストロング アイサイト 1.5号


ハリス : 東レ トヨフロンスーパーL・EX ハイパー 1.5号


ウ キ : 釣研 全遊動EX-R(S) 00+潮受ウキゴム


鈎   : がまかつ  競技グレ 4号


ガン玉 : ゴム張りガン玉 無し~G5



最終更新日 : 2020-12-15

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